ライトノベル電子書籍の各ストア品揃え状況

《まえがき》
スマートフォンタブレット端末の普及を背景に、読みたいときにダウンロードしてすぐ読める電子書籍に興味をもつ人もいるかもしれない。
ライトノベルに限った話ではないが、現状では電子書籍ストアの出版社/レーベル対応も各社各様で、1つのストアに登録すればすべてのレーベルが読める状況には程遠い。
そこで現時点でのレーベルごとの対応状況を整理してみた。

  • 調査は2012年5月27日時点
  • 男性向けライトノベルレーベルを対象
  • 紙本のタイトル数に対する電子書籍の品揃えが相対的に大きい順に◎→○→△とした
  • 電子書店ショップのうち「MFラノベ☆コミック」、「Reader Store」、「GALAPAGOS Store」は今回の調査対象から外した

《調査結果》

BOOK☆WALKER BookLive! 紀伊國屋書店BookWeb 電子文庫パブリ 電子書店パピレス honto
電撃文庫
メディアワークス文庫
富士見ファンタジア文庫
角川スニーカー文庫
MF文庫J
ファミ通文庫
スーパーダッシュ文庫
GA文庫
HJ文庫
ガガガ文庫
一迅社文庫
講談社ラノベ文庫
スマッシュ文庫
KCG文庫

ざくっとした印象ではガガガ文庫MF文庫Jが電子化のトップグループを形成し、富士見ファンタジア文庫あたりがそれに続く。スーパーダッシュ文庫ファミ通文庫は明らかに電子書籍には力を入れていないことがわかるが、一迅社文庫のように一切出さない戦略は逆に興味深い*1

*1:表には入れなかったが星海社このラノ文庫あたりも同様に現状電子書籍ストアでは入手できない