井戸を覗く

ダボイ…ノルバレン地方ジャグナー森林の南部に位置する一帯。かつてここは「暁の女神」を信奉する修道院とその周辺の集落からなる平和な田園地帯であった。が、20年前の大戦時に敗走する獣人軍が占拠、現在もゲルスバ山の砦と並ぶオーク族の一大拠点である。ただ、なぜオーク軍が比較的小規模な村を地勢的に有利な山頂の砦よりも重視しているのかについては謎も多い…

にわかに信じ難いことだが…
古株の冒険者によるとダボイはかつてはレベル上げの地として栄えたらしい。
「修正」によりオークのHPを増大したことで冒険者の足は瞬く間に遠のき、クエスト・ミッションや素材集めで訪れる者のみの寂しい拠点になってしまったようだ。

余談だが、ジュノ上層地区のチョコボ騎乗料金が他地区よりもやや割安であるのはエルディーム古墳が徒歩で行けるほど近いことに加えダボイまで狩りに行く積極的理由がないからだと推測している。

そんなダボイに何度目かの潜入である。
サンドリアの鬼教官の異名を持つBalasiel氏、彼から与えられる一連の課題の最終となる『騎士登用試験』である。
道中で同じエリアにいる神学者のアドネール(Adaunel)と会いウィンダスの天体図を見せてもらうことがヒントとなっている。FFにしては珍しくひねりが効いているというか…もしくは唐突でこんなのわかんねーよと言うか…