ホーリーホーリー

ホーリー(Holy)と言ってもあの白魔法では無い。白40装備のホーリーブレストである。
せっかく40になったので自分へのご褒美として買ってしまった。
ジュノの競売所で50000ギルで落札。もしかすると今まで買った装備の中で最高額かもしれない…。
ちなみにホーリーモール(Lv38 白専用片手棍)もすでに購入済みである。

このホーリーブレストは、20031021アップデートで追加された白魔道士専用胴装備である。AFレベル以下でジョブ専用の防具というのも珍しいし、何より防が45と、このレベル帯では異様な高性能である。

ちなみに現在所有している最高装備は、4月に獲得したワーロックタバード(赤魔道士専用)だがこれが防44であるので、それよりも高い。
さらに、戦士やナイトが装備可能な「白鎧」こと鋼鉄銃士隊制式胴鎧はLv50で防40であるから、この装備がFFXIの世界でいかに浮いた存在かわかるだろう。

この装備が合成可能となった時期と合わせてよく言われるのが、北米対策説だ。
北米のMMORPGとその原型になったRPGでは、ヒーラークラス(ジョブ)でもある程度の攻撃力を持っているもので、FFXIのように回復治療に専念するジョブというのは案外珍しいらしい。
ヒーラーの多くは設定上神に仕える聖職者であることから、刃物を持てない等の一定の制約を除けば棍棒などで前衛に立ちモンスターをボコボコと殴っている。

多分そのあたりを意識したのではないかと推測してしまう。
おそらく白魔道士ではじめたプレイヤーが、「オウ回復バッカリデ攻撃デキマセーン、コノゲームツマンナイネー」とならないようにである。
であれば、Lv40の胴装備のみというのは対策としてはかなり中途半端であるように思えるが、Lv30台後半の白魔道士が「移動魔法もあらかた覚えたし、パーティで回復ばかりで飽きてきたなあ」というのを思いとどまらせるには十分なのかなとも思ったり。
…それは私のことか。