シオドア・スタージョン『輝く断片』ほか

マイ河出文庫祭り、ネットで買ったので未着だが、幸運なことにイラストレータ氏ご本人からツイートをいただいたので記念貼り。



輝く断片 (奇想コレクション)
[ウィジェット]と[ワジェット]とボフ (奇想コレクション)
不思議のひと触れ (シリーズ 奇想コレクション)
海を失った男 (河出文庫)

ただし『海を失った男』以外は先行で出版された〈奇想コレクション〉のもの。現在でも入手可能
『輝く断片』はどちらかと言えばこちらの大胆な構図のカバーイラストが好き。
こうしてみると文字のフォントやレイアウトなどカバーデザインも〈奇想コレクション〉が美しいなあ。
河出文庫版は読んでから貼りたい。
あとは埋め草になるが、同じ著者の『時間のかかる彫刻』(創元SF文庫、2004年)について

時間のかかる彫刻 (創元SF文庫)

時間のかかる彫刻 (創元SF文庫)

この作品の原題は"STURGEON IS ALIVE AND WELL..."というもので、1983年にサンリオSF文庫から『スタージョンは健在なり』という(そのままの)タイトルで翻訳が出ている。当時すごいなこれ……と思い手にとったが、そんな一時は消息不明だった作家が没後十数年たち再評価され装いも新たに短編が出版されるのは素晴らしいと思う。
ちなみにカバーイラストは森山由海(=フジワラヨウコウ)氏。