ある冒険者の足跡〜ソロムグ原野

ここまでは達成感があったのに…


前日の23時にジュノ港に集合して、ソロムグ原野のアイアンハート石碑に再挑戦となった。
オレと先日フレになったばかりの赤魔道士Nさんとの漢(おとこ)の約束である。
でもリベンジに燃える熱い漢2人といえど2人ではガルレージュ要塞最深部を越えることもままならない。
三魔防門を開き原野の「向こう側」に出るには4つのスイッチを押すメンバーと生贄の処女(おとめ)が必要なんです(一部虚偽記述あり
出入りしているリンクシェル2つに「まだとってないヒトは参加しませんか?」と勧誘してみると…たちまち総勢9名に、うはwww多すぎw

ここでFF11MMORPGを知らないヒトに解説すると(そんなヒトがこのサイトを見るのか?)、マルチプレイというのは人数が増えてくると確実に意思疎通が致命的な課題になってくるんです。要は人数が増えるとコミュニケーションの行き違いから全滅もありうるってことっす。
一か所に陣をとってメンバーが釣ってきたモンスターを延々と狩り続けるような通常のパーティプレイ(他のMMORPGは良く知りません。あくまでFF11の話ということで…)の場合は釣り失敗でリンクでもしない限りこのような危機は発生しません。
正直、みなが自分の仕事を心得ていれば一言も会話を交わさずに数時間狩ることも可能です。
ところが「移動」というのが曲者です。安全な集合場所から危険地帯を通過して狩り場への移動とか、今回のような目的地への道のりの場合、いつのまにか遅れた最後尾のヒトがモンスターに襲われ、それに混乱したり下手に逃げ回ったりするとパニック状態が広がり最悪、全滅もありえます。
正直行くだけならソロがなんぼかラクかと…

以上解説おわり
今回は主催者ということもありある程度の覚悟を決めていくつかのアイテムを用意していった。

  • 呪符リレイズ(戦績1000ポイントと交換) 一度戦闘不能になっても自力で蘇生する
  • サイレントオイル 1ダース(競売で6000ギル) 聴覚感知のモンスターに襲われなくする
  • プリズムパウダー 1ダース(競売で4800ギル) 視覚感知のモンスターに襲われなくする

…目的を達成したときの報酬って10000ギルなんですがこれって既に赤字かも。

準備万端のつもりでしたが、やっぱり襲われた。

  • Lv60超えてる戦士AF装備のAさん(Hume♂)がしっかり絡まれる(笑)
  • Lv30台のZ(Hume♂)さんが蘇生直後に再び後ろから襲われ…(笑)

笑ってはいけない…笑っては。
どちらも親切な通りがかりの高レベルソロさんや他のメンバーの的確な判断で救われた.
【教訓その1】多人数で移動するなら通りがかりの多い時間帯を選ぶべし

苦難の末、出た先の原野はいつもの風景のはずなのにちょっと違って見えた…ことはなく普通のソロムグ原野の崖の上だった。

エニッド・アイアンハートがこの地に残した碑文はそこにあった。
港町セルビナの町長から託された粘土でぺったーんと写す(いわゆる東洋の拓本と同じですな)、そしてこれを町長に渡すとご褒美に10000ギルがもらえるというごく簡単な仕組みである。
ところで…オレはある事情によりこの苦難に満ちたクエストにもう一度挑戦しなくてはならなくなった(泣)

【教訓その2】出発前にカバンの中の持ち物を確認すること