競売出店状況

 エンサンダーは落札されなかったので、モグハウスに返送しました。(12月6日)
 エンサンダーは落札されなかったので、モグハウスに返送しました。(12月20日)
 エンサンダーは落札されなかったので、モグハウスに返送しました。(12月23日)
しばらく金庫の中で…お休み
 エンサンダーは落札されなかったので、モグハウスに返送しました。(2月3日)
 エンサンダーは落札されなかったので、モグハウスに返送しました。(2月7日)
 エンサンダーは落札されなかったので、モグハウスに返送しました。(2月11日)
 エンサンダーは落札されなかったので、モグハウスに返送しました。(2月14日)
 エンサンダーは落札されなかったので、モグハウスに返送しました。(2月19日)
 エンサンダーは落札されなかったので、モグハウスに返送しました。(2月23日)


ジュノでの競売出品手数料は混雑を緩和する目的なのか他国に比べて割高で、この出品の場合一回につき260ギルかかっている。つまり再出品を繰り返したこのケースではなんと2400ギルを手数料に費やしている

オレに決定的な経済的敗北を与えたエンサンダーとは一体何ものか?

エンサンダーは、Lv16の赤魔道士が自分自身を対象に使用できる強化魔法で、もしかすると赤魔道士経験者のヒトしか知らない魔法かもしれない。
パーティでも…赤魔道士がこれを唱えるのを見かけることは…あまり無いだろう。

知る人ぞ知るかの魔法が、セルビナ(Selbina)の魔法ショップで1600ギル程度で売られる一方、ジュノで4000ギル以上で出品されているのを発見したときのオレの驚きといったら。
以来、時折港町に行っては魔法スクロールを持ち帰り、競売に少しずつ出品しては差益を得ていた。

念のため。これはれっきとした流通というビジネス(ヴァナディール風に言うと金策)である。仕入原価以上の利益をとるなら一体どこに付加価値をつけているんだというツッコミもきそうだが、実際に顧客ニーズがあるのだからおkである。

ところでエンファイア、エンウォータ等、他のエン系魔法の利益率はさっぱりである。一時的に競売価格が上昇することはあるが、すぐに限界利益近くまで下げてしまう。
同じセルビナ販売品であるにもかかわらず不可解な現象だが、見えざる買い手はエンサンダーだけに興味を持っているようだ。

…とまあ、数ヶ月の間できるだけ目立たないよう、おそらくは同様に常連であろう出品者のみなさまとともにこの小さなマーケットを守ってきた。しかしながら需給均衡の法則はここでも働きはじめたのかジワリジワリと値を下げ続け、昨年末には遂に4000ギル台を切っていた。

そろそろ不良債権の傾向が明らかになって以来、出店リストの7項目の1つを固定位置として*1出品し続けてきたが、前述のように手数料が利益を上回りそうな気配をつけそうな状況に至り、思い切って3000ギルで出店することにした。
一緒に頑張ってきた同業者には申し訳ないが、未曾有の危機に瀕したわが財務状況ではいかんともし難く…いわゆる「損切り」を余儀なくされたわけだ。

捨て身の作戦にあっさりと勝負は決し、この日オレのポストにはジュノ競売所より3500ギルの入金があった。
3800〜3600という最低落札価格をつけてほぼ1ヶ月にも渡り勝ち目のない戦いを続けたが下げるとあっさりと売れてしまった。どなたか知らぬが買い手には限りない感謝とリスペクトを捧げたい。
競売では今回紹介したものばかりでなくさまざまな商品で稼がせてもらったものの、これを機に転売は卒業し今後は採掘などを生活の糧としていきたいと思うのであった。

【この他の競売】
ハイリレイザー、スチールグリーブ、フラッシュはあっさりと落札された。やや低めの値付けをしたが平均取引価格で売れたようだ。あとはパイロローブのみ。ラプトル装備の胴と頭を出品リストに加える。

採掘で70kほど資金ができたので装備や魔法スクロールを購入する。
連邦軍師制式コートを31000ギルで落札。装備品ではおそらくいままでで一番高い買い物。30kギルというのは市況を考えると安い方か。
リネンローブ等の魔道士ローブと同じカットで黒に金モールのこの装備を趣味が悪いなあと思っていたが、実際に着用してみると意外に似合う。
黒魔法アスピルを24000ギルで落札。かつて金銭に困り、ウィンダスでのクエストの報酬品である同魔法を13000ギルほどで売却してしまったのだが,その後市場はこの魔法に高い価値を見出した*2ようだ。二倍以上の価格で買戻しをすることとなった。

*1:これが機会損失というものだろう

*2:バージョンアップによりアスピル、ドレインが実質強化されたことが大きい