採掘デーその1
競売にヤグードの羽根を50ギルで出品していたのがポストに返送されてきていた。あまりの貧乏くささに、羽根をポイと投げ捨て「そうだグスゲンに行こう」と思い立つ。
私にとって唯一の現実的な金策手段である採掘。
死にすぎて割りにあわないイフ釜での採掘を封印した今となってはグスゲン鉱山が最後のよりどころである。
というわけで鉱山区からチョコボに颯爽と飛び乗ってコンシュタット高地へ向かう。
ちなみにバストゥークでチョコボ250ギルは高い…と貧乏人はこんなところにも敏感である。
いつもながらうら寂れた雰囲気の漂う鉱山口へ到着、ザクザクと出すのでそんなことはお構いなし。
2時間ほどポイントを探し続け掘り続ける。同業者も十数名もおり、つるはしもポキポキと折れ、石つぶてやスズ石のラッシュと決してよい条件ではなかったが、なんとか黒鉄鉱を3つ掘り出して帳尻を合わせる。
最後のつるはしで掘っていたときのことだが…、ポイントからすべて掘り出さないで、折れてしまった。
当然、自分では掘れないので、こういうときには適当な同業者にTellで知らせて帰還することにしている。
このときは最下層でよく見かけたヒューム♀さんにTellを送った。バストゥーク鉱山区にデジョンで戻った後で、お礼のTellが入った。
「彼女」も陰鬱な場所での孤独な作業に退屈していたのかいろいろとTell会話で話し込んでしまった。こんなことなら掘っているときに話かければよかったなあと思いつつログアウト。