古墳にカギをもとめて

オートリーダーで幾度となくパーティメンバーを集めたせいか、サーチ結果をサッとみただけでパーティができるかできないか鼻が利くようになった。
サーチでパーティ希望(INV)が少なくても集まるときもあるし、反対に多くても編成がマズくなってしまうといったことは何となくわかることが多い。
パーティがダメそうな時は、新たな冒険者がログインしてくるまで釣りをしている。
そういうわけで日曜の午後も、ジュノ下層の市場橋で釣り糸をぽちょんと垂れながらボンヤリと機会待ちをしていたのだった。

下層では相変わらずメンバー募集のシャウトが行き交うのだが、ジラートミッションだったり闇の炎(Dark Spark)だったり、なんかのジョブのAFの3回目後半だったり…要するに今の自分には関係のないものが多い。

と、エルディーム古墳でのカギとりパーティ(手伝い)の募集を耳にする。

内心ドキドキしつつ主催と思われる方に相乗りさせてくれないかとTellで打診すると、快諾のお返事が。
さっそく上層からバタリア丘陵へ出て、死者の町へと向う。
パーティは主催者の赤魔道士さんと私、あとは戦士・モンク系を中心にLv70台の方ばかりで2パーティのアライアンス、かなり心強い。
Tomb WarriorとTomb Mageを狩り、古墳の宝のカギ(Coffer Key)のドロップを待つのだが、Tomb Mageがやっかいである。
アイススパイクや古代魔法を唱えるため、サイレス→ディスペル→サイレス…とせっせと唱える。
主催者の方はLv50なので今ひとつ弱体の効きが悪いため、こちらの仕事になってしまった。さらにアライアンスの編成が、主催者さん3人パーティ、私の5人パーティであるため、MP持ちの皆さんにせっせとリフレシュを配る。
…で、例によって出ない。本当に出ない。Lv70の勢いで1時間くらい狩っても出ない。骨くずしか出ない。

お手伝いをお願いしている立場で悪いと思うが次第にやる気が失せてきて、用事がある旨を告げて早退させてもらった。
さすがに希望者が減ればトータル2時間くらいでカギくらい出るだろうと思ったのも本当で、主催の方には「出るといいですね〜」と告げデジョンで古墳に別れを告げた。

今回のカギはAF両手目的であったが、既に装備可能レベルには到達しているので、あまり急いでるわけでもない。
また他人の主催に便乗するか、フレの助けのあるときにでも進めたいと思っている。