3月のまとめ

今月は14冊

順位 書名 評価
1 僕僕先生 10
2 声で魅せてよベイビー 8
2 ドラグネット・ミラージュ 8
4 ドラグネット・ミラージュ2 10万ドルの恋人 7
4 ラジオガール・ウィズ・ジャミング 7
6 天使が開けた密室 6
6 龍の館の秘密 6
6 ウェイズ事件簿 暗き影は陽の下に 6
6 ウェイズ事件簿3 深き闇の彼方へ 6
6 涼宮ハルヒの分裂 6
11 ウェイズ事件簿2 淡き幻は薄暮より 5
11 七姫物語 第二章 5
11 天使のベースボール2 5
11 GOSICK II ゴシック・その罪は名もなき 5

私事で忙しかった2月(5冊!)からやや読書ペースも復調しました。いずれも5点以上とまずまず自分の水準をクリアできたと思っています。この点数だが10点評価とレンジが広いので、よほどの作品でないと8点以上はつけないよう気をつけています。結果中の上くらいの良作にはやや辛めについたかな。
今月の特徴としては竹書房ゼータ文庫が5冊も入ったことですね。同レーベルの刊行数は2007年3月現在11点なので、実に45パーセントを制覇したことに!
こうして一覧で見ると新人のデビュー作品に点数が高くベテラン・中堅の2作目以降にはやや低めという傾向も見えます。テクニックで劣ることは決して無いのですがこれは期待に対する実際の評価というもあり難しいところです。
『僕僕先生』はネットで話題となり、(外れの少ない)日本ファンタジーノベル大賞受賞作ということもあり期待も大きいでしたがそれに違わぬ傑作でした。
『声で魅せてよベイビー』は正直それほど期待せずに読み始めたところ、ページを進めるごとにじわじわとくるおもしろさに参りました。「住む世界の違うオタクな二人の恋」といった紹介よりもやや風変わりなボーイ・ミーツ・ガールものとして手にとっても楽しめると思います。