反省会〈既存部門〉投票はしなかったが新刊を楽しみにしているシリーズ

既存部門では、対象22シリーズから5シリーズに投票した。
『とらドラ！』（28票、3位）『さよならピアノソナタ』（46票、1位）『〈本の姫〉は謳う』（11票）の3作は今期に最初からまとめて読んだが、作品の質も個人的な支持も頭一つ抜けている。
『葉桜』（4票）と『ギャルゴ!!!!!』（4票）はその3作ほどではないものの続刊を楽しみにしており応援したいシリーズに投票という位置づけ。

狼と香辛料〈9〉対立の町(下) (電撃文庫)

5票、ひところの勢いが無いのが残念。上巻にあたる『X』では複数勢力の虚々実々の駆け引きがスパイ小説のように展開され、ひさびさに続刊はいつ出るかと待ちどおしい思いをしたが……。
『XI』ではなんだかあっけなさ過ぎたというか、もう少し展開上のカタルシスがあってもよいかと思う。
とにかくキーはエーブですよ！もっとエーブを活躍させてください！

らじかるエレメンツ 2 (GA文庫)

3票。学園コメディ系ラノベでは『バカとテストと召喚獣』（17票、6位）と『碧陽学園生徒会』（19票、4位）あたりが勢い的にツートップのような気もするが、私はどちらかというと本作のようなのが好み。
今回投票選外となったのは1月刊の『3』で完結というのがわかってしまったので。応援票としてのモチベーションが下がってしまったわけだが、その『3』がよかったので次回のラノサイ杯には投票するつもり。

この他では『円環少女』（15票、9位）『人類は衰退しました』（8票）など。今回は投票対象外だった『戦う司書』もそうだが、続刊が出るたびに新たな驚きがあるのがすごい。