パーティリーダーのおしごと・その2

モンスター釣りをしてパーティの戦闘ペースを上手くコントロールするのがリーダーのおしごとなら、適任ジョブは、シーフ、狩人や忍者だろう。
先日のクフタルでは珍しい白魔道士のサポ召喚釣りを目撃できた。あとは獣使いの獣釣りも経験がある。

少なくとも、この「釣り」という分野で魔道士にできることは決して多くない。
通常はせいぜい「釣っていい?」に対し、「おk」と答える程度である。
あとは縁起でもない話だが、リンク時のスリプルと事故発生時のトラクタくらいか。

危険なダンジョン内のさらに危険なモンスターの群れから一匹だけおびきよせ、攻撃を受けつつ、安全地帯で待つ仲間の待つ場所まで連れて行くことは、大変な作業だと思う。
モンスターを倒すや否や休息の間もなく、釣り役は次の戦いの準備にとりかかる。
運悪く想定外のモンスターに絡まれたり、リンクが発生したら、仲間から離れた場所でひっそりと戦闘不能になることだってあるだろう。

編成専門のリーダーとしては釣り役の苦労を理解し、ときにはねぎらうことを忘れないようにしたい、と思う。