レシピ評(29→34)

調理場でせっせと料理に励む


下級職人(スキルレベル30〜)になってからは、スキルの上がるレシピは試行錯誤で探している

黒パン

【製法】
ライ麦粉に岩塩と蒸留水を加え、炎のクリスタルで焼きあげる。
ライ麦粉はコンシュタット製粉所で挽いたものに限る。ザルクヘイムを支配下に治めているサンドリアあたりで簡単に入手できる。
岩塩と蒸留水はどこでも良いが、蒸留水ならウィンダス水の区のTimbre Timbers Tavernが調理ギルドに近く手頃であるし、岩塩なら南サンドリアのRaimbroy's Groceryが仕入れも品質も安定していて良い。

【論評】
黒パンはスキル20台後半でよく失敗していたのだが、30を過ぎてからはほぼ安定してつくることができるようになった。その意味で良レシピだった虫ダンゴとパインジュースの後継と言えよう。
ライ麦粉が多少かさばる*1のが泣きどころだが、これは我慢するほか無い。
処分方法だが、各国の競売所では12斤を500ギルくらい相場になっているようだ。1斤を40ギルで引き取ってくれる店も無いわけではないので、誰かに落札されるのを待てない人は思い切って店売りという手もある。

パイ生地

【製法】
サンドリア小麦粉に岩塩とセルビナバターを加え、水のクリスタルで練る。
サンドリア小麦粉は、ライ麦粉と同様にザルクヘイムかロンフォールの特産品を扱う商人から入手しても良いし、独自の仕入れを行っているレンブロア氏の店(Raimbroy's Grocery)で購入するのもいいだろう。なお、この店で岩塩も購入できる。
セルビナバターであるが、調理ギルドでは若干高いため競売でダース単位で購入するのが良いだろう。
もっとも競売に出品されているバターは職人冒険者の手になるものが大半であるので、味や品質には多少バラつきがあるので注意されたい。

【論評】
確か32から34にかけて試してみたが、意外なほどよく失敗する。これはギルドで上級スキルサポートを受けても大して変わらない。
先に述べたとおり粉モノはかさばるため、価格はともかくせっかく仕入れた食材がムダになってしまうのがどうにもやりきれない。35を過ぎてからサポートをつけてやってみるのが良いのではないかと思う。
なおパイ生地という名前でわかるとおり、この食材は他のパイ料理をつくる上での材料となるものである。
したがって比較的取引需要は高く、競売所でダース600ギル、品薄のときには700ギル程度で取引されている。売上高に対し約16パーセントの利益を確保でき商売としても申し分ない。

バブルチョコ

【製法】
エルシモ島原産のククル豆を砕いてセルビナミルクに加える。これを炎のクリスタルで加熱し、最後にメープルシュガーで仕上げるとふわふわと宙に浮くバブルチョコができあがる。
この不思議なスイーツの製法はエルシモ島のミスラ達に伝えられてきたそうで、大戦前にウィンダスに持ち込まれ珍しいモノの好きなタルタル達の間にも普及したようだ。
ククル豆はエルシモ島の物産店やカザムの飛空艇乗り場売店で入手できる。
セルビナミルクはセルビナまで買いに行かなくても、ザルクヘイムの物産店でほとんど同等の価格で入手することができる。
メープルシュガーは調理ギルドで購入することができるが、品切れや営業時間が限られていることが気にいらない人はレンブロワ氏の店から購入しても良いだろう。
ただし同品はなぜか王国の戦略物資にあたるそうで、サンドリアがコンクエスト3位の時には流通が極端に制限されるため店頭には並ばなくなるそうだ。

【論評】
34あたりから失敗せずに製造できるようになる。一回で12個できあがるため、非常にかさばる。店売り価格が1個40ギルであるため、倉庫に貯めるよりは思い切って売却してしまった方が良い。
現在の仕入れ値では12個につき250ギルほど損をする計算となり典型的な赤字レシピである。このレシピで利益を出すには毎年2月のイベント時などに勝負をかけるしかない。

*1:ライ麦粉をはじめとして粉関係は基本的にスタックできない