賀東招二&きぬたさとし『ドラグネット・ミラージュ』

ドラグネット・ミラージュ (竹書房ゼータ文庫)

ドラグネット・ミラージュ (竹書房ゼータ文庫)

超空間ゲート「ミラージュ・ゲート」によって、幻想世界レト・セマーニとつながった都市、サンテレサ市。そこでは新たな文明、新たな文化と共に持ち込まれた新たな犯罪と戦う刑事たちがいた―。同僚を殺されるきっかけとなった「妖精」を追う敏腕刑事のケイ・マトバは、同じく妖精を追ってやってきた異世界の騎士との合同捜査を命じられるが、やって来たのはうら若い少女騎士!習慣の違いから対立する二人の捜査官は真相へとたどり着けるのか?!ファンタジックポリスアクション、ここに開演。

前から気になっていた作品。店頭ではなかなか見かけることは無く都心の大型書店で入手。
著者は連名だが実際は賀東の作ということ。賀東は『フルメタル・パニック』という20世紀から続く人気シリーズの著者ということだがまったく知らずに入手。ラノベ知らずにもほどがある*1が、そうした先入観無しでシノプシスだけで興味を惹かれ久々に一気にに読めた作品。普段ライトノベルを読まない人にもお奨めの8点

*1:2000年以前の発表作品や作家はほとんど知らない