小説

ジャック・ヴァンス『竜を駆る種族』

竜を駆る種族 (ハヤカワ文庫SF)作者: ジャックヴァンス,Jack Vance,浅倉久志出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2006/11/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 16回この商品を含むブログ (44件) を見るたまにはSFを。 1976年に翻訳出版された作品の新装版。字…

池上永一『ぼくのキャノン』

初めて読む作家さんです。以前から興味はあったのですが、この人の作品にとりあげることの多い沖縄という土地に思い入れが無いせいか、なんとなくスルーしてました。代表作は本作のほか『シャングリ・ラ』や直木賞の候補作になった『風車祭(カジマヤー)』…

小川一水『第六大陸2』

読了!最後まで満足。第六大陸〈2〉 (ハヤカワ文庫JA)作者: 小川一水出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2003/08/01メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 29回この商品を含むブログ (148件) を見る

小川一水『第六大陸1』

これを読みながら新年を迎えてしまいました。期待以上の大作です、冒頭からワクワクします。第六大陸〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)作者: 小川一水出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2003/06/01メディア: 文庫購入: 16人 クリック: 862回この商品を含むブログ (212…

畠中恵『しゃばけ』

2001年の日本ファンタジーノベル大賞の優秀賞受賞作品。シリーズ化され好評のようです。大雑把なプロットは「身体の弱い大店の坊ちゃんが妖怪を手下に江戸の町に起こる怪事件を解決」といったものです。いわゆる「安楽椅子探偵」的な展開を期待したのですが…

クリストファー・プリースト『奇術師』

前に読んだ本とタイトル的に関連しそうですがきっと偶然です。このブログで海外作家の作品をとりあげるのは初めてだと思いますが、大変楽しめました。〈プラチナファンタジイ〉 奇術師 (ハヤカワ文庫 FT)作者: クリストファー・プリースト,古沢嘉通出版社/メ…

三崎亜記『となり町戦争』

第17回小説すばる新人賞受賞作です。前から気になっていた作品なのですが、タイムリーに文庫化したので早速読みました。単行本の表紙の写真とタイトルのフォントが素晴らしいのですが、これがそのまま文庫になったのも嬉しいです。となり町戦争 (集英社文庫)…